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天下の奇祭 鳥羽の火祭り

鳥羽の火祭りは、約1,200年前より始まり、

旧暦の1月7日、現在では毎年2月の第2日曜日に、愛知県西尾市鳥羽町の鳥羽神明社にて斎行される行事です。

 

『すずみ』と呼ばれる竹と茅で作られる高さ7m程の大松明に火がつけられ、

宮西川を境に東西を「乾地」「福地」と二分されたそれぞれの地区の主役である『神男』を中心に、奉仕者と共に寒中の海で身を清め、『ネコ』と呼ばれる古い幟で作った装束を身に纏って燃え上がる炎の中に勇敢に飛び込み、

すずみの中の『神木』と『十二縄』を取り出し、神前に奉納をします。

 

「すずみ」の燃え具合によりその年の天候・豊凶を占い、すずみから神木と十二縄を取り出し「福地」「乾地」の勝敗を競います。

お知らせ

新型コロナ予防のため、鳥羽神明社氏子の安寧を鑑み、本年2月13日に予定しておりました火祭りは中止とさせていただきます。

令和5年2月12日に向けて、火祭り保存会を中心に3年分の魂のこもった火祭りをお見せしますのでご期待ください。

​映像制作:ワクセル

鳥羽の火祭りとは

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鳥羽の火祭りは、愛知県西尾市鳥羽町にある、鳥羽神明社にて、およそ1,200年前より継承され続けている由緒ある大祭です。

 

鳥羽神明社脇を流れる宮西川を境に、東西に「乾地」「福地」と地区を二分し、それぞれの地区の若者から1名、祭りの中心的存在である「神男」が選ばれます。

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「神男」は祭り当日の3日前より、神明社に籠もります。

彼らはこの3日の間、自身で煮炊きした料理を食べ、境内の掃除をし、1日2度の冷水を浴びることで、心身を清める禊を行ないます。

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鳥羽の火祭りには祭りの象徴的存在である「すずみ」があります。

すずみの材料は、古くから地元の山林で採取され、現在もすずみの材料を絶やさぬよう、年月をかけて植林活動も行っております。

 

すずみは乾地、福地でそれぞれ1基ずつ作ります。

すずみは、「神木」と呼ばれる栃の木をその中心に添え、60本の笹付きの青竹を用いて周囲を囲い、中には多量の茅を敷き詰め、藤蔓によって周囲を締め上げて作られます。

形が出来上がった後に、1年の月数を表わす「十二縄」を、平年は十二巻き、旧暦の閏年は十三巻き、すずみの根元に巻き上げます。

 

完成した2基のすずみは、公平性を期すために神男が神前にてくじを引いて、それぞれの取り分を決めます。

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祭りの当日、祭りの参加者(奉仕者という)は午後二時頃に神明社に集合し、晒の下帯に鉢巻、白足袋姿に身を調える。

そして、神男を先頭に、隊列を組んで浜へ行き、2月の極寒の海の中で禊を行なう。

 

福地の神男が御幣を付けた竹棹を海に投げ入れ、これを乾地の神男が拾う。その後、再び神男を先頭に隊列を組んで神明社に戻ることで、禊は終了する。

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夕刻、奉仕者たちは祭りの幟で作られた「ネコ」と呼ばれる装束に身を纏い、神明社に再び集合します。

神明社の拝殿にて神男らのお祓いが行なわれ、その後に奉仕者たちの無事を祈り、御祈祷を受けます。

全ての清めの儀式を終えた後、「火打ち役」を先頭に全員がすずみへ向かいます。

火打ち役は、火打石によって種火をつくり、この炎によってすずみに点火されます。

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燃え上がるすずみに、勇敢な男たちが勢いよく飛びつきます。

火祭りは、すずみの燃え具合により、作付け時期や豊凶、1年の天候を占い、乾地と福地で神木と十二縄を先に神前に供えることを競います。

鳥羽の火祭りは、「神男」を中心とした塩垢離とりの習俗や、すずみの製作と材料の調達などに地域をあげての参加がみられ、伝承の根強さがあります。

また、燃えさかるすずみの中から神木や十二縄を取り出す神事は他に類例が少なく、地域的特色も豊かなお祭りです。

鳥羽の火祭りへの神男・奉仕者(参加者)は、鳥羽地区在住或いは鳥羽地区での在勤者で基本的には行ってきており、火祭りへの憧れ・親しみ、人との絆といった、人間関係を大切にし守ってきました。

ここでは、現在参加している沢山の奉仕者の想いを伝えていきます。

私たちの想い

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鳥羽火祭り保存会会長です。

鳥羽の火祭りは、1,200年続いてきた歴史がありますが、その歴史は人で繋がってきた歴史です。

保存会としては、これまで以上に若年層の方々とも協力をしていき、祭りを盛り上げながらも次世代へ継承していけるものにしていきたいです。

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火祭りは、鳥羽の皆さん全員でつくっていて、年齢問わず暖かく迎え入れてくれる場所だと思っています。

人と人のつながりが強いことが魅力でもあり、参加して初めて分かることが多いので、僕らの世代が盛り上げていければと思います。

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火祭りは参加者だけでなくて、鳥羽の方々全員と関われる場だと思っています。

祭りを通じて地域の方とのつながりが広がっていくことが魅力で、年齢関係なく暖かく迎え入れていただけることがなかなか無い場所だと思います。

若者がどんどん少なくなってくる中で、僕たちも次の世代へとつないでいけるようにがんばります。

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火祭りは最初はお客さんとしての参加でしたが、やっている人たちの魅力に惹かれて、自分も参加するようになりました。

今では火祭り自体が生活の一部になるくらい自分の中で大切なものになっています。

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10代で初めて祭りに参加しましたが、最初は同級生に誘われたことがきっかけでした。

実際やってみて感じたことは、人とのつながりがとても深いことがとても魅力に感じるところですし、伝えたい部分でもあります。

​年間行事

令和4年開催に向けた行事です

アクセス

・名鉄蒲郡線「三河鳥羽」駅下車 徒歩12分

※火祭り開催当日はかなりの混雑が予想されるため、公共交通機関にてお越し頂きますようお願いいたします。

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